「条里」でつながるシンポジウム
中津市の沖代地区の「沖代条里」は、7世紀末から8世紀はじめ頃に古代の都市計画によって整備された水田で、古代のままの姿をとどめ、現在も米作りが行われています。このような条里が残っているのは県内唯一で、その規模は九州最大といわれています。
「沖代条里」の周辺には、薦神社をはじめとする古代遺跡が多く残されており、この『古代ゾーン』の発信と保存・活用を探るシンポジウムが開催されます。パネルディスカッションのコーディネーターとして、本学の飯沼賢司教授が参加します。入場無料で、どなたでも参加できます。ぜひ、ご参加ください。
中津に生きる古代の田んぼ 「条里」でつながるシンポジウム
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日時 2015年2月14日(土) 13:00~16:30
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会場 小幡記念図書館研修室
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内容
講演 「古代国家の統治システム-駅路・郡衙・条里-」
近江俊秀(文化庁記念物課調査官)
現地報告:丸山利枝(中津市教育委員会)
パネルディスカッション 「「沖代条里」と中津の古代遺跡が持つ可能性」
コーディネーター: 飯沼賢司(別府大学教授)
パネラー:近江俊秀(文化庁記念物課調査官)、足利由紀子(水辺に遊ぶ会代表)、 黒川敏光(沖代小学校教諭)、高崎章子(中津市教育委員会)
- お問い合わせ先 中津市教育委員会 文化財課文化財係 TEL0979-22-1111(代)
[投稿日:2015年1月20日]